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元京都サラリーマンイラストレーター。 現東京は北千住、呑んだくれデザイナーサトウヒロシの日記

2020-01

サトウヒロシ、再び。




本日もまた、ファミレス残業などをしていたわけだが、
長年、第二の事務所として通い続けたこの聖地は、
最も集中できる環境であることを再認識。
日常を振り返るにも、この聖地が最も適していると思う。


サラリーマン生活も2ヶ月半。
近頃気づいたことだが、
どうやら私は平和ボケしていたようだ。

・お給料をもらえる
・絵を描く仕事に専念できる。
・規則正しい生活

この理想的な環境に、
私はいつの間にか満足していたようだ。


先週の後半あたりだが、
突然絵が描けなくなった。

もちろん仕事としてはこなしていたのだが、
どうにも頭が霧がかった様な状態になり、
何を描いてもワクワクしてこない。
事務作業くらいしか出来なくなってしまう。

専門書を読んだり、
目的の無いイラストを描いてみたり、
色々と試してみたがどれも効果が無かった。


そして昨日のことだが、
ちょっと腹の立つ出来事があった。
その気持ちをおさえるのがとても難しかった。

どうすれば解決できるのだろうか。
また何に対して怒りを感じているのだろうか。
色々と考えてみた。


ウンザリすることや、
なげやりになる事はとても多い。
妥協なんか日常茶飯事である。

正式に社会人になって、
ループする生活サイクルの中で、
どんどん感覚が鈍くなっていく。
鈍くなれば、多少のことならやり過ごすことができるからだ。


フリーランス時代、自分が何かをしなければ何も動かなかった。
単純に生きて行く収入を得られなかった。
余裕の無い、不安定な自分の生活。
今日何かをしなければ、明日はこないのではないか。
そんな恐怖が常につきまとい、
誰かしらの「平穏」がうらやましく、また憎らしかった。
あの頃はいつも何かに怒っていた。


もちろん今だって収益をあげなければ
いずれはお給料を貰えなくなるだろう。
だがフリーの時代に感じていたような恐怖な無い。
これが企業に守られているという事実だ。
そして、私が求めていたものだ。


話を戻すが、「怒り」という感情。
それはここ数ヶ月、私には無かった感情である。
かつては24時間365日抱き続けていたものだ。

会社に守られ、「平穏」な日々を送り、
いつの間にか忘れていた心の起伏。

忘却の末、絵が描けなくなった。




これはひとつの結論だが、
私はイラストレーターとして生きて行く限り、
常に感情の変化の中に身を置かねばならないようだ。
どうやら、心の起伏に伴うエネルギーが、
表現に対するモチベーションに繋がるらしい。

今現在、私は「イラストほど面白いものは無い」と考えることができている。
描いたイラストが、描き上がった直後に古くなる。
そしてまた新しいイラストを描きたくなる。

今回の「怒り」はきっかけである。
喜怒哀楽の中央でとまっていた心の振り子は、
また動き始めたようだ。

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コメント

いやー、昨夜は遅くまで有難うございました。
「キャプテン」についての哲学的考察は非常に身に沁みるお話でした。やはり原点回帰ということですね。「風は南から」そんな感じでしょうか。今夜は「京都のしゃべり場」でお待ちしておりますので、宜しくお願いします。では!

こちらこそ

遅くまでありがとうございました。
やはり『キャプテン』『プレイボール』の2作品は私の人生から切り離せませんね。
基本的に私もイガラシ君が好きなのですが、
この歳になって読み返してみると、
近藤キャプテンのシリーズが泣けたりします。
あんなにグっとくるエンディングはそうそうありません。
時間がありましたら是非。

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サトウヒロシ

サトウヒロシ

1978.2.6生
京都在住の旧サラリーマンイラストレーターだったが、今は東京は足立区千住に住んでいるウェブデザイナー
▼公式ホームページ
アトリエみかん箱

▼略歴
・2000年 企画団体『アトリエみかん箱』を設立京都にてフリーランスのイラストレーターとして活動
・2004年 M&D Lab.医薬情報資料研究所に所属
・2005年 株式会社アロンジェに所属
・2006年末 しばらく自由
・2007年2月より東京の某IT企業に勤める